シャルルの帰りが深夜に及ぶ日も少なくなかった。
そんな日は先に私が寝てしまう事が多いけど朝、目が覚める頃にはシャルルは私の隣で眠っている。
私を自分の腕の中にしっかり囲んで…。
しかも上半身は裸なもんだからドキドキよっ!シャルルの半裸に慣れる日なんて絶対に来ないと思うわ。
白金の髪を羽根枕に散らし、天使の元へと導かれるように美しく眠るシャルルを眺めうっとりとするのが最近、私の朝の習慣になっていた。
この寝顔を独り占めしているのが自分なのが信じられない。
ほんの数ヶ月前まで考えもしなかった。
10時を過ぎると大抵シャルルは少しだけ動き出すのよ。
ゴソゴソって。
起きてる時のシャルルじゃあまり考えられないゴソゴソ感の愛おしさにたまらなくなるの。
でも私を囲む腕を緩める事はなく、何時間もそうしていて痛くならないのか心配になるほどよ。
ほどなくしてシャルルが目を覚ました。
私を視界に捉えると微睡みの中、私の存在を確かめるように抱きしめ額にキスを一つした。
「朝からオレに見惚れてたのかい?」
冗談めいて言うシャルルの甘美な微笑みに私はやられてしまった。
シャルルの寝起きシーンは危険よっ!
吸い込まれてすっかりその甘さに酔わされてしまうのよ。
「昨夜のオレの孤独を埋めてもらえるかな?」
そう言うとシャルルは身を起こし、私を組み敷くと長いキスを落とす。
長く甘いキスに今朝も溶かされる私…。
fin
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みなさま、こんばんは(^o^)
シャルルの寝起きシーン?
いかがでしたか?
起きたら隣にシャルル…\(//∇//)\
私だったら、まず失神ものですね(笑)
そんなシャルルの寝顔も独り占めしてるマリナちゃんが羨ましい~
目を瞑ってから思い付いたのでさっき書いてみたんですが、もうこんな時間っ!
タイトルの意味はこんな感じみたいです。↓
ーーla douce chaleurーー(優しい温かさ)
連載の準備を進めながら、溜めてあった本を読んでいるところです(o^^o)
recollectしたマリナシリーズと先生の新刊です。
新しい妄想が形になりましたら更新したいと思います。その時はぜひ遊びに来てください(*^_^*)