先を歩くシャルルの背中はどこか冷たい。こんなあたしに呆れているのかもしれない。 「こっちだ」 言葉少なくエスコートするシャルルを怖いとさえ思った。怒っているのは明らかだった。それでもこうして会えたことにあたしの心は揺れていた。二度と会えない…
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